宇宙の柳、たましいの下着
直枝政広:著

(map original : boid:b-boid2
ISBN:978-4-903348-3-3)
2,940円(内税)
リリース:2007年11月26日
版型:B5判変形(235×172)/並製/未発表CD付属!
ページ数:234 ページ

現在、map store特典として、特典CD用のCDジャケットをプレゼント!!!現在製作中のためCDジャケットは別途12月上旬の発送になります。


これ以上、今日はもう何もいらないと思える、そんな音楽とおれは出会いたい。
──直枝政広


バンド歴24年、リスナー歴40年、直枝政広(カーネーション)の勘違いの音楽史。演奏と聴取の共鳴が奏でる究極のディスク・ガイド・ブック!


■付録CD収録曲!
直枝政広 『宇宙の柳、たましいの下着』

1.オートバイ(Mellow Willow Acoustic Version)
作詞・作曲 : 直枝政太郎

2.摩天楼に雪が降る(Mellow Willow Acoustic Version)
作詞・作曲 : 直枝政太郎

3.幻想列車(Live at 青山 月見ル君想フ 2007/03/03)
作詞・作曲 : 直枝政広

4.The End Of Summer(Mellow Willow Acoustic Version)
作詞・作曲 : 直枝政太郎



 映画配給や、吉祥寺バウスシアターにおける『爆音ナイト』等、映画の分野で常にオルタナティヴな動きを続けていたboid(樋口泰人主宰)と、音楽の分野でアンダーグラウンドで活動していたmapとの共同企画本第一弾です。


 結成24年目を迎えたロックバンド、カーネーションの直枝政広によるディスクガイド本。レコードジャンキーである直枝政広が自身でセレクトしたロックを中心とした名盤、貴重盤100枚+αについてとことん語り尽くす。カーネーションの音楽にとどまらず、現在において聴かれるべきロック、音楽を聴くことの楽しみをより深く知るための必読書。

 ……と聞いて、タダのディスクガイドかと思ったら大間違い。直枝政広という音楽家が、どのようにして作られてきたのか、一目瞭然の、若気の至りのうれし恥ずかし話と持続するという意志が交互に織りなす、奇妙な自伝のような1冊です。

 読み進めるうちに、この本がどれだけ奇妙なものか、分かっていただけるはず。とにかく、魔窟への招待状とも言える書籍がここに誕生しました。


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 家に真空管の家具調の古いプレイヤーがあった頃、おじさんが持ってきたLP、島倉千代子『すみだ川』を聴いた。お千代さんの芸者姿は目にもサイケに映った。おれは健気な恋歌をまるでSF小説でも読むかの如く楽しむような子供だった。

 1998年9月20日に島倉千代子&カーネーションは渋谷のクラブ・クアトロで「愛のさざなみ」をダイナソーJr.風に演奏していた。その時、お千代さんは金ラメ入りのTシャツにジーンズ姿だった。この本は島倉千代子『すみだ川』からはじまった勘違いだらけのおれの音楽史、また、そのしつこいほど歪んだ長い時間を旅することになる。一歩進んでは二歩下がるようなことも多々起こりうる。困ったことだが、おそらくそんな調子で進めてゆく。

 直枝政広(カーネーション) 2007 夏        (『宇宙の柳、たましいの下着』序文より抜粋)

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■セレクトされたアルバム(抜粋)
 Elliott Smith『ether / or』/Phish 『Farmhouse』/Van Dyke Parks『JUMP!』/Todd Rundgren『A WIZARD, A TRUE SYAR』/Little Feat『FEATS DONユT FAIL ME NOW』/Greatful Dead『Steal Your Face!』『Zabriskie Point (砂丘) 』『Dicks Picks Vol.1』/Randy Newman『Little Criminals』/Alex Chilton『Loose Shoes And Tight Pussy』『Like Flies On Sherbet』/Jackson Browne『Saturate Before Using』/Beatles/Neil Young/Bob Dylan/Sandy Denny……。